「おひとりさまスキー」がもはや板についてきた感のあるojouです。どうも~。
今週も行ってきました。1月にも行った、とあるモーグルバーンの整備がこまめな非常に楽しいスキー場です。パークも充実していて、飛び系の方も十分楽しめるゲレンデ作りをしていて近年めきめきと来場数を増やしているとか。カップル・グループからご家族まで!な良いスキー場だと思います。横に広がったコースレイアウトからあまり混雑を感じさせない地形的にも有利なこのスキー場は、実は2~3年前までは全く行ったこともありませんでした。しかし、斜度はゆるやかながらリズムのいいコブ間隔・常時2~3レーンを解放・なんといっても貸し切り状態(平日)のモーグルコースが気に入りたぶんこれからは、ここのヘビーユーザーになるであろうと予想しています。いや、していました。
2月とは思えないくらい暖かい今週の真ん中、また「バスで寝てる間に着いちゃったぁ」状態でこのゲレンデへ到着。1月に来たときとは大違いの大入りなお客さんの数に少しびっくりしたけど、そうはいっても更衣室もロッカーも難なく空きスペースを見つけられる程度(一人だから余計小回りきくしね)。
先週もこの近所の違うゲレンデで滑ったのだが、そのときは一日中雪が降り続く冬型気候で、ずっと寒かったしフード必須な状態だったのが、たった1週間で「ウェアの下半袖でいいじゃん」にガラリと変化した気まぐれなお天気に多分に「春」を感じて“もしかして今シーズンはたくさん雪が降ったのに意外と終わるのは早いのか?!”と焦りを感じた。
聞くと、この前日はなんと雨が降っていたとか。う~~~ん、雪ではなくて雨になっちゃぁ、こりゃぁもう完璧に春じゃないっすか。どうりでベースだろうがトップだろうが、雪がべっちゃりと重いわけだ。失速が甚だしいし、気をつけないとエッジをとられかねない。
オイラの目指すモーグル斜面は、やはりガラガラだった。誰もいない斜面。私がその斜面にいようが、リフトから見渡そうがいつでも誰もいない。たまにモーグラーじゃない人が試しに入ってはみるけど途中でコースアウトしていくかおそるおそる滑り降りてその後リピートはしないようだ。もったいない…。嬉しいはずだが、あまりに人がいないと逆にそれでも整備してくれているスタッフがカワイソウな気がする。よ~し、今日は私がガンガン滑って溝を深くしてまた整備しがいのあるコースにしてあげるよ!!…なんてね。心の中でこんな幸せなシチュエーションに舌なめずりをしつつ、ワクワクしながらリフトに揺られる。
リフト始業から10時くらいまで、コブ→リフト乗り場までチョッカリ→リフト→コブ・・・をぐるぐる繰り返した。本来なら「チョッカリ」はせず、一応整地ならではの練習とかもしながら下りてくるんだけど今回ばかりはあまりの雪の重さにそんなことしてたら、いくら疲れ知らずの私でもふともも痛くなりそうだったし、なにより練習にもならないくらいのダメダメ雪質だった。
今回のホットワックスは「ヒューミッド:ミドル 0℃~-10℃」というやつを施してきた。ハズレもいいとこだ。もちろん、ぴったりのワックスをしてきたところでやっぱり快適とは言えなかっただろうけど。
10時からは今シーズン初の「スクール」に入ってみた。フタをあけたらコブ初心者カップルと一緒でちょっと「・・・」って思ったけど、でも講師からはたくさん学べたので「よし」とする。というか、エラソーにそんなこと言う私だって初心者の時代はあったし今だって初心者とは言わないが、じゃぁ上級者です!と胸を張って言えるかというとアヤシイもんだ。初心者当時入ったスクールでは同じグループの中で一番私がヘタゾーだったこともあったのだ。こうやって足をひっぱったりひっぱられたりするのはお互い様ということはよ~く心得ています♪むしろ、カッコも基礎っぽいし板もレンタルっていうカップルさんが「コブ滑れるようになりたい!」って志してくれたのは嬉しいかぎりだ。そうやってフリースタイルを楽しむ層の裾野が広がってくれればくれるほど、もっとパークやモーグルコースを常設してくれるゲレンデも増えるかもしれないし。うっしっし、だ。
レッスンも無事終わり、メシに行ったであろうカップルや講師もいなくなったガラガラバーンでまた黙々とさっきと同じコブ→リフト・・ループをおなかが空くまで続けた。実際昼12時前後はリフトがガラッガラに空く時間帯なので(逆に言えばレストラン混んでるってことだろうな)ねらい目だ。1本でもたくさん滑りたいがっついてる私にはもってこいの状況。
いよいよ春めいた良い天気のせいで、グローブいらなかったくらい。蒸れるし暑いので素手でストック持っても全然平気だった。軍手とかで十分じゃん?たまに力を入れて突いたストックがそのまま雪止めごとズブズブと沈み込んでしまい体勢が崩れて危うくこけそうになったりして、今日の雪はマジで危険を潜めているなぁ…と思った。
お昼をとっていたお客さんがぽつぽつゲレンデに帰ってきた頃、自分が昼食をとるためにセンターハウスへ戻った。取るに足らないことだが、わざわざかさばらないハンディパック300gアクエリ(これいいよぉ☆)を午前用と午後用持ってきたのにその午後用を「滑り終わりまで開けない方のロッカー」に入れてしまっていたことに気付き少し凹む。「もしかしてブーツ内が濡れた時の午後用のソックス」も同じくその「開けない方のロッカー」に入れていた。さらにダメおしに「ブーツ脱いでるときのためにはく靴」も「開けない方の…」にしまっていた…orz。準備よくても、ツメが甘いぞ・私!!
そんなこんなでさっさと食事をすませ、ハミガキもすませ、日焼け止めも塗り直してゲレンデ復活。食事をしている短時間の間にみるみる雪がぬかるんでいた。日中でも一番気温が上がる時間帯だ。イヤな感触だった。“アイスバーンでガリッガリ”と“春雪でぬかるみまくりんぐ”、どっちがいいかと聞かれたら迷うことなく「アイスバーン!」と答えるね、私は。
ゲレ復活2~3本目。スピードに乗った私の板が、右ターンの時に左の板がぬかるんだコブ裏側にひっかかった。一瞬だった。いままでスキーでこけた中で、経験したことのない痛みが左のブーツの中で炸裂した。「・・っ!!!」。声にならない声が出た。こういう衝撃の場合、普通の板ならリリースシステムが働いて板とブーツを離すのだがコブ用におもいっきり解放値を高くしている。ほぼ、何があっても外れない位の値。こんな時でも板はくっついている。
激しい痛みの中で、しかしなお、体にしみついている転倒時の危険回避動作がすばやく反応、自分でも意識しないうちにしっかりと体を安定させる体勢にくるりと直していた。そのままそろそろとコースアウト。上から誰も下りてこない安全なところで、再びうずくまるように腰を下ろして痛みが去るのを待つ。「つーーー。痛~~~~~・・・・・・。マジでさっきのはひどかった。というか、気をつけようよ・私。調子こくからコケるんだよぉ」。“こんなことならズラしながらゆっくり下りてくればよかった”、とか後悔が色々出てくるけど今はとにかく安静一番と体が言っている。
その場所からゆっくりとセンターハウスまで、元気な右足一本で下りていく。私は右ターンと左ターン、どちらかというと右ターンの方が弱い。“やっぱり不得意な方でコケたのかぁ…”とか考え事をしつつ滑りながら割と冷静だった。しかもその不得意な足だけで滑ることができている自分を少しエライと思った。こんな時なのに、自分好きってイヤになるけど、「これ、中途半端なスキルしかなかったら右1本で下りるの無理だっただろう…少なくとも昔の私には無理。ここまでよくがんばったなぁ…」と自分を褒めてる神経に我ながらあきれた(笑)
あきらめの悪い私は、ブーツを脱いでしばらく安静にしてからまた滑ろうとしていた。どうやら足首を動かすのは大丈夫みたいだ。しかし歩行はけっこうキツイ。びっこをひくような歩き方しか出来ない。“スキーブーツというのは足首をほぼ固定しているので、あまり捻挫をしたりすることはないハズなんだけど…。”“でももしかしたら捻挫じゃ済んでないかも…。”不安と楽観が交互に去来する。30分してやはり痛みがとれないので、もう15分待ってみた。合計45分イスに座ってるのに痛みが去らないので、とうとう観念した。滑るのはあきらめよう。びっこをひいている以上、歩行がかなり遅い。帰り支度にも時間が相当かかるかもしれないので、ここはハラを決めてゆっくり行動しよう。そう決めて帰りのバスへ荷物を運ぶのも、ブーツやらが入った重いバッグとスキー板をそれぞれ分けて運んだりした。バスに乗っちゃえばあとは帰るだけだし。家帰ってアイシングしよう。そう思った。
帰りのバスも寝てるうちに着いちゃったてな感じで、夕ご飯時には地元へ到着していた。そうはいっても、そこからさらに地元バスで家に帰り着いた頃には夜9時をまわっていた。救急病院行こうか迷ったけど、当直医師が整形外科専門っていう確率低そうだし「アイシング・安静・固定」の3原則でおとなしくしてた方がよさそうと判断。バケツに水を張り足を突っ込む。このときその日初めて靴下の下にはいていたメディキュット(これいいよぉ☆)も脱いで裸足になった。すると、外梅干し骨(ホントはなんて言う名称なんだろ)の周りがぼわわわーん!と腫れていた。ちっとも気付かなかった…(こんなに腫れてるのに、気付よ・私!)。この辺りで自分の中でも「こりゃ靱帯損傷決定だな」と観念し始めた。
翌朝、実家に電話して首のヘルニアでもお世話になった整形外科へ父に連れてってもらう。スポーツドクターであるという額を以前壁にかけてあったのを見ていたから、信頼できるかなと思って。急患扱いしてもらえ、レントゲン→診察は驚くほどスピーディだった。今シーズンはあきらめても来シーズンからまたスキーできるように完璧に直してくれとお願いし、だったらテーピング固定でなくギプスしますかと聞かれ「是非」と即決で答えた。
人生初ギブス、人生初靱帯損傷、人生初松葉杖。初だらけだ。靱帯損傷によく伴う骨折等は見あたらず、また外の靱帯だけでかかとの方の靱帯も無事だった。まぁ、不幸中の幸いということにしよう。
送り迎えをしてくれた父に寿司をおごってもらい、プリンを買ってもらい(これは後日ダーリンに食われた)、昼にはもう家で洗濯など家事をこなしていた。
松葉杖も必要ないくらいうまく歩けるようになったし、精神的なショックとかそういうのとも縁がなさそうだ。
今シーズンはもうあきらめた。事実、あんなドロドロ雪で滑ったら「もう春ね」とあきらめもつくもんだ。もしこれから寒の戻り的にまた雪が降ったり寒くなったら、たぶん悔しいと思う。でも、けっこう今まで十分楽しんできたし少しは昨シーズンより上手になった(気がする)し、来シーズンを楽しみにする要素をたっぷり蓄えられた。来シーズンは板もブーツも買い換えたい。ついでにグローブとパンツも買い換えたい。買い物の予定があるだけでワクワクする。
そんなこんなでojouはあんまり凹んでいません。むしろ元気です。
今日ダーリンとじゃれてて「ギブスキーーーック!」とローキックをごく軽くお見舞いしたら自分が痛かったです。「バカだ~」とダーリンに笑われて悔しかったです。
ふん!ギブス装着は3週間の予定だが、見てろよ。3週間目にはたぶん上手にギブスキックができるようになってるからな。
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